フォルダのアクセス権限を再帰的に表示するJScript関数＆テスト用メインルーチン

since: 2010/10/05; last modified:2011/04/19

これは何？

フォルダを再帰的に辿り、各フォルダのアクセス権限（DACL）をCSV形式で標準出力に垂れ流していく関数 enumFolderDACL() のJScriptによるサンプル実装。

アクセス権限の表示形式は、フォルダのプロパティからセキュリティの詳細設定を表示させた時のアクセス許可エントリの一覧に準拠。再帰表示の深さを指定することで必要な階層の情報のみ出力することが可能（逆に全階層の情報を出力させることもできる）。

更に継承されたアクセス権限の継承元フォルダのパスも出力される。

テスト用のメインルーチンを用意してあるので、動作を試してみたい人も安心かも？

但し、残念ながら完結したツールではない。自分でツールを実装することを厭わない人向けと言えよう。

ターゲット

• Windows サーバの管理者で、
• ファイルサーバなんぞ運用していて、
• サーバ上のフォルダのアクセス権限の一覧表が欲しい人。
• 但し JScriptのコードが読み書きできること。

動作環境

Windows。多分Windows Server上で使用されることが多いはず。

動作確認済みの環境については、添付のreadme.txtを参照のこと。

ライセンス

zlib/libpng ライセンス。

もっともメッセージとかコメントとか全部日本語なので、妥当なのかどうか……。

ファイル

• show_dacl_20110419.tar.bz2

注意事項

このツールは「関数と、テスト用のメインルーチン」という構成で公開している。

使用環境によって求められるインターフェースが異なると予想されるの為、本格的なツールとして実装するのではなく、好きなように組み込める関数にしてある。

とはいえ関数単体のみでは実際にどんな感じなのか試すことができないので、申し訳程度のメインルーチンを用意している。本当に申し訳程度なので、各自でメインルーチンなり何なりを用意すること。