cmd_parser - Unixシェルもどきの簡易コマンドパーサ・モジュール

since: 2011/11/24; last modified:2011/11/26

これは何？

入力ストリームから取得したデータをUnixシェルもどきな文法のスクリプトと見なし、1コマンドごとにパースして返すモジュール。素のC言語で実装してある。

仕事やら何やらでC言語でツールを作らなくてはならないことが結構あって、その度に「設定ファイルのパーサ」や「対話型ツールのコマンドパーサ」を用意するのが面倒なので、頑張ってモジュールとして作成してみた。

一応C89の範囲で書いてあるはずなので、ファイルストリームが実装されている環境なら組み込めると思う。静的メモリを使う実装なのでmalloc(3)が使えない環境でも安心。

ライセンス

zlib/libpng ライセンス。

もっともコメントが全部日本語なので、妥当なのかどうか不明。

ファイル

面倒なのでソースコードのみ公開する。

• cmd_parser.c（モジュール本体）
• cmd_parser.h（公開ヘッダファイル）
• cmd_parser_cfg.h（コンフィグレーション）
• test_main.c（動作チェック用のテストプログラム）
• test_script.txt（テストプログラム用の文法のサンプル）

公開しているソースコードは、予告無く勝手に変更されることがあるので注意。

備考

入力元がファイルストリームなので、Unixでfdopen(3)を使えばファイル以外でもOKだけど、Windowsの場合は色々と面倒な模様。